こんにちは、1号です!
いやあああああああああああ、大変でしたわー!
いやね、金曜日、2号と歩いていたら財布を拾ったんですわ。
んで、そのことをブログに書こう〜(´∀`)って思ってたら、
土曜日にもっと大変なことが起こったんですよ!
というわけで、財布のことは書きません。
ハイハイ、ちゃんと交番に届けてありますよ!
市民としての務めはちゃんと果たしてあるので、
財布のことはもう忘れて下さい!
で、土曜日に何があったかというと・・・・・・・!
土曜日、1号はある飲み会に参加したんですよ。
飲み会と言っても、故人を偲ぶ会だったので、
そんなにアッヒャーボヘエエエエッ!となるような会ではありませんでした。
2号の体調が悪いので1次会だけで帰宅。
ほろ酔い気分で帰宅したら、自宅の前に実兄の車(ハイエース)が駐まっている・・・・・・。
隣接する母親のところに来たのか〜、へえ〜と思って家に入ろうとしたら、
ミャウミャウミャウミャウ・・・・・・!
Σ(゚Д゚) なんぞ!?
声はいったん止んだものの、家に入ろうとするとまたミャウミャウ聞こえる・・・・・・・。
聞いたこともない猫の声、しかもこれはかなりまだ生後1年に満たない猫の声・・・・・・。
兄が車に猫でも載せてるのかな?と思い、
母宅に向かって聞いたところ、
「そうなのよー、夕方からずっと鳴いてて、
(兄)とも捜したんだけど、お隣の庭の植え込みに隠れてて姿が見えないのよ〜」
そうか・・・・姿が見えないんじゃどうしようもない、
とりあえず、カリカリパウダーを作成して家の周りに撒いておこう、
そうすれば遠くには行かないからそのうち保護できるじゃろう・・・・
そう思って、いったん家の中に入り、カリカリパウダーを作成。
フープロのボウルごと外に持って出たら、
またしても
ミャウミャウミャウミャウ・・・・
ぬん・・・・・近いっ!
1号は生まれつきちょっと耳だか脳だかが悪くて、
音が聞こえてくる方向をうまく把握することができないのですが、
今回は確かに聞こえた・・・・・・ハイエースの中から鳴いている!
慌てて母宅に行き、兄に「あんたの車のエンジンルームや!」と伝えたところ、
「まじかー('A`)」と言いながら外へ、
この段階で雨が降り出し、どんどん雨足が強くなってきた・・・・・・。
一人でも人手が多い方がいいと、
2号を慌てて呼びに行き救出作業開始。
兄が言うには、ハイエースのエンジンルームには車の下側からアクセスする方法と、
前列座席を取り外してアクセスする方法の2種類があるとのこと。
どっちから攻める?と相談したところ、
そりゃ両方からだろうとのこと、
じゃあ、誰が下に潜るの?と尋ねたところ、
兄の目も2号の目も「そりゃお前だろう」と言っている!
ハイハイ、そうですよ、あたしゃチビですよ、短躯ですよ('A`)
下に潜るとなれば3000円で買ったオサレワンピースを着ているわけにはいきません。
兄にジャッキで車体を上げておくように頼み、
そのすきに1号めはボンバーマンTシャツとスポーツ用のハーフパンツという実に素敵な装備に着替えました。
着替えて戻ったら車体が上げられていたので、さっそく車体下に潜入。
車の車体下って何でこんなグチャグチャなんですかねえ!
ぜんぜん洗練されたデザインでも何でもないんですよ。
グッドデザイン賞とか受賞してる車でももうグッチャグチャ。
何がなにやらさっぱり分かりませんよ!
それでも、必死に体をズラし視点を変えて捜しました。
ジャッキで車体上げてるっていっても、上がったのは数十センチ。
そんな自由に体を動かせるレベルじゃござんせん。
必死に捜し続けるものの、まったく姿は確認できず。
兄は「エンジンルームじゃないんじゃないの〜?」と言い始めたのですが、
そう言った途端にミャウ!
いる・・・・・間違いなくいるよ、明智くん!
その間に雨はまさにバケツをひっくり返した状態に。
車の下にいるって言っても、路上を滝のように雨水が流れてくるので、
もうビッチョビチョ。
あ、屋根付きのガレージとかに駐めてたんじゃないですよ。
屋根のない路上に駐めてたんですからね!
会話も困難になるほどの大雨の中捜索を続けたところ、
「いたーーーー」。
兄の声です。
マジで?! と慌てて車体の下から出ようとしましたが、
出るだけでも大変です。
よく整備工とか墨東工業の人なんかが使っている車輪のついた板に乗ってるわけじゃないので、
尺取り虫の如く体をうねらせて何とか脱出。
助手席の下辺りにいるというので懐中電灯で照らしてみたものの、
???いないやん?
「いや、いるって、真下、この真下!」という兄のことばに
間下このみちゃんを思い出しながら必死に目をこらしてみると、
ハイハイハイ、いましたいました!
いたっていうか、何だかグレーの毛のかたまりが見えます。
見えるといっても5センチ四方ぐらいしか見えません。
とりあえず場所が分かったので、あとは何とか引きずり出すだけなのですが、
だからもうエンジンルームグッチャグチャなんですよ!
どこからも手を入れることもできない。
とりあえず突いてみるものの動かない。
どうすんの、マジでどうすんの?!とやっていたら、動いた!
ターゲットは後部座席方向に向かっていきます。
いかん! 逃がしてはいかん!
あわててまた車体下に潜ります。
ちなみに、この間ずっと2号は下から逃げないように車体下をしゃがんで監視しています。
車体下に潜って見ていたら・・・・・・
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
ついにご対面!
うおおお、思っていた以上に小さいです。
生後2ヶ月といったところの、ベイビーちゃんです!
完全に顔が見えましたが、手は入らない!
あと15センチというところまでやってきてくれたけれど、
どうしたって手が届かない!
そうこうしている間にグッチャグチャの機械のすき間に隠れてしまい、
まったく姿が見えなくなりました・・・・・・・・南無三!
それから数十分、潜伏場所が分からない状況が続き、
その間、呼べば応えるかと猫の鳴き真似を「ニャオーン」とすると、
兄「Σ(゚Д゚) 今鳴いた!」
1号「私です・・・・・」
兄「.∵・(゚ε゚ )ブッ!!」
というどうでもいい兄妹コントを何度か繰り返しました。
その後、バンパーを外したりすったもんだやっていたら、
再び座席下にいるのを見つけられました!
今度は顔をこちらに向けています。
というか、もう指を伸ばせば顔に手が届く位置にいます!
指を近づけるとクンクンするものの、
一丁前に「シャッ!」と威嚇してきます。
全然恐くないけどね〜(´∀`*)
指で触れることはできるけれども、
手を入れることもできないし、猫を取り出せるすき間もない。
姿も顔も見えるけれど、近付くことはできない・・・・・・
嗚呼、やっと貫一お宮の気持ちが分かりましたよ・・・・・!
で、専門的なことはまったく分からないのですが、
車体下にはめてあるプレートのようなものの上に載っているので、
それを外せばいいだろうということになり、
兄が工具を持ってきてネジを回し始めたのですが・・・・・・
素人が持ってる工具じゃなかなか外れない!
そして、そんなこんなしている間にまた動き始めた・・・・・
3センチほどのすき間から必死に足をつかんでいたのですが、
無念・・・・・また後部座席方面に行ってしまいました・・・・・・。
あい、再び潜ります・・・・・。
潜っても姿は見えず。
すでに1時間以上経過しているので、疲労も困憊です・・・・・。
ここは思い切って視点を変えてみようかなとより奥に潜り込んでみたら・・・・・・・
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
います、めっちゃいます!
またしても手を入れることはできませんが、
今までで一番ハッキリと姿を確認できます。
もうこのチャンスを逃したらそろそろ死人が出てもおかしくないレベルと、
突っ張り棒で猫をツンツンして、兄のいる側に追い込むことに!
つんつんつんつん・・・・・・
つんつんつんつん・・・・・・・!
少しずつ前へ前へと移動していきます。
つんつんつんつん・・・・・・・つんつんつんつん・・・・・・・!
1号の視界から猫が消えていきます・・・・・
「捕まえたああああ!」
兄の声がします。
暴れて逃げるんじゃないかと、
「洗濯ネット要る?!」と車の下から叫んだところ、
「全然必要ない〜。ちっちぇ〜」との返事。
1号も慌てて車体の下から尺取り虫になって脱出しました。
その頃には雨も上がり、きれいな星空が広がっていました。
というわけで、
大の大人3人がずぶ濡れになって保護した子猫ちゃんはこちらです!


かわええでしょー!?
いったいどこから来たのか分かりませんが、
恐らく野良猫の子で、お母ちゃんとはぐれてしまったのでしょう。
まだ小さいので確実なことは言えませんが、
おそらく女の子。
ものすごくおてんばで、
抱っこをするとグルグルグルグル甘えてきます。
かわいい・・・・・・・実にかわいい!
ミルクをあげるとものすごい勢いで飲みます。
お腹空いてたんだねえ・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
ケージに入れたら出して出してと大騒ぎします。

かと思ったら、疲れ切ってトイレの中で爆睡・・・・・!

人なつっこくて本当にかわいい子なんですが、
さてどうしようかと家族会議。
ここまで苦労して保護した子だし、飼ってあげたい気持ちはあったのですが、
5匹目となると慎重に判断しなければなりません・・・・・・。
それに、今の我が家の家族構成だと、女の子よりも男の子の方がうまくいくようにも思います。
それに、
1号の車、母ちゃんの車、兄の車と3台並んでいて、
この子が入り込んだのは兄の車です。
どう考えても選ばれたのは兄です。
兄に
「あんたが選ばれたんだから、連れて帰って里親さがしてよ」
と、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープばりの威圧感で言ったところ、
「あー、うん、分かった・・・・・・何とかなると思う」
とのこと。
あんまり長居すると情が沸いて別れがつらくなるので、
後ろ髪引かれつつも母宅を後にしました・・・・・・。
その後里親が見つかったのか、まだ兄からは連絡はありませんが、
きっといい里親さんを見つけてくれると思います。
もし見つからなかったら私も里親探しを手伝うと言ってあるので、
その際は迷い猫捜索応援団ブログを使って里親探しをしたいと思います。
いやあああ、大変だったって分かるでしょ?!
翌朝は4時間ぐらいしか寝ていない状態で出掛けたので、
総武線でよだれダラッダラ垂らしながら寝ましたよ。
自分で言うのも何ですが、
あの子は本当に運の強い子だと思います。
私があの時間に帰ってこなければ声に気付くこともなかったし、
声が気付かれていなければ、兄がそのまま車を出していた可能性もあるのです。
もしも気付かずに車を出していたら・・・・・
もしかしたら命を失うような事故に遭っていたかもしれません。
エンジンルームに猫が入り込むことがあるとは聞いていましたが、
まさか自分の身に起こるとは・・・・・・・・・・!
Twitterのフォロワーさんに
「よりによって迷い猫捜索応援団の車に入り込むとは、引きの強い子だ」
といわれましたが、確かにそうですねw
選ばれたとしか思えません!
という土曜日の出来事でした!
本当は保護アンケートのマクラに書こうと思っていたのですが、
すっごく長くなってしまったので、今回は保護アンケートはお休み!
また明日ね〜!
ジャマタネッ!
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