【慢性腎不全の猫】経鼻カテーテルを再装着しました【高齢猫・強制給餌】
みなさん、お久しぶりです!
Twitterではフクさんの様子を日々ご報告していましたが、
ブログの更新が滞っていました。
申し訳ありません。
さて、実は先月末からフクさん、この状態です。
そう、再び経鼻カテーテルを装着し、
強制給餌を始めました。
あ、そんな悲観的にならなくて大丈夫ですよ〜!
経鼻カテーテルの再装着は以前から考えていたことでした。
なぜ再装着をしたかというと、
①6月に急に暑くなって以来、食欲が落ちてきた。
②実際、体重も落ちてきた。
③再び肝リピドーシスになるのがこわい。
④腎臓の数値も決してよくはない。
⑤私の仕事がある程度暇になる
以上、5点の理由があります。
①〜③についてですが、
フクさんはもう16歳という高齢なので、
食欲が以前ほどないのは仕方ないのかもしれません。
しかし、体重の記録を見たところ、
4月には4キロ前後あった体重が3.5キロ前後まで減少していました。
背骨がかなりゴツゴツしてきて、
見た目にも痩せたのは分かりました。
食べなくなって怖いのは痩せることではなく、
再び肝リピドーシスを発症することです。
腎障害ステージ3のフクさんにとっては、
肝リピドーシスになる方がダイレクトに命の危険につながります。
絶対に再発させてはいけません。
④の腎臓の数値ですが、
ずっとご報告しないままになっていました。
改めて最初からの推移をまとめました。
まずはBUNです。
続いてCRE。
まあ、緩やかに少しずつ悪化しているんですよね。
いやー、
フクさん、どんどん食にうるさくなって、
療法食を食べなくなっちゃったんです。
高齢猫用のフードをあげていたとはいえ、
やはり療法食の方が腎臓に負担はないでしょう。
強制給餌をやめて以降悪化していることを考えると、
強制給餌で療法食中心の食事に変えて、
改めて数値を見てみる価値はあるかなあと思いました。
最後の⑤です。
経鼻カテーテルを通しての強制給餌は、
それなりに飼い主を拘束します。
常にエリザベスカラーを着けているので、
吐いたら口の周りに吐瀉物が付きっぱなしになるし、
トイレを失敗する可能性も高まります。
経鼻カテーテルを装着していても、
自分で口からご飯を食べることができる、
という説もありますが、
フクさんは、食べるときにカテーテルが当たるのを嫌い、
口からはほとんど食べられません。
よって、数時間おきの給餌が必須となります。
6月から食欲が落ちているのが気になっていたのですが、
私もとにかく仕事が忙しくて、
フクさんには申し訳ないけれど、
私の仕事が落ち着くのを待ってもらいました。
そろそろ再装着してから1ヶ月です。
今回は9月半ばまで、と最初から決めているので、
あと2〜3週間で外す予定です。
体重は少し増えて、3.7キロ前後というところでしょうか。
もう少し増えて欲しいですねえ。
流動食は以前紹介したレシピと基本的には変えていません。
スペシフィックの腎心肝アシストが余っていたので、
最初、そちらを使ってみたのですが、
ロイヤルカナンより粒子が粗く、
カテーテルに詰まりやすかったのでロイヤルカナンに戻しました。
先日まで、粉ミルクはゴールドキャットミルクの余りを使っていたのですが、
腎臓への負担を考えるとシニア用がいいのかなと思い、
同じ森永サンワールドのシニアミルクに変えました。
ただ、子猫用のミルクは総合栄養食だけれど、
シニア用は栄養補完食なんですよねえ。
シニアミルクを使うのであればレシピも変えた方がいいのかもしれません。
ロイヤルカナンのカリカリは総合栄養食なので、
基本的な栄養は足りているとは思うのですが、
シニアミルクを使う場合の適量をできるだけはやく計算したいと思います。
カテーテルは右の鼻に入れて貰ったのですが、
1週間程度で抜け、
私が気合いで入れたのですが、
もう抜けるなんてもんじゃないくらい抜けまくったので、
左の鼻に入れ直したら、
全く抜けなくなりました。
何でだ????
なお、カテーテルが肺に入っていると、
誤嚥性肺炎になって命に関わります。
ご自宅でやる場合には十分注意して下さいね。
ちゃんと入っているか確認する方法は、
とても参考になります。
あと、前にも猫の介護に必須の便利グッズとして紹介しましたが、
目やに用の拭き取りシート、
ほんま最高です!!!!!!!!!!!!!!!
ヨドバシドットコムでお安く買えるので、
ぜひ皆さん、お使い下さい!
普通のウェットティッシュとは全然違いますよ〜!
では、最後に現在のフクさんの治療についてまとめたいと思います。
- 点滴 週に2〜3回。ソルラクトを1回につき250cc
- セミントラ
- ラプロス 1日1錠
- 人間用ビオフェルミン 1日1錠
- 便秘気味のときにラクチュロースシロップ少々
- 血液検査は月に一度(貧血チェックだけの時もあり)
- 貧血が確認されたら鉄剤、造血剤の注射
こんな感じですね。
相変わらず月に3〜4万円は掛かる感じですかね。
アハハハハハハ・・・・・・・。
でも、フクさんが生きていてくれるのがとても嬉しいので、
痛くも痒くもないんだい!(とても痛い)
Twitterで同じ病気を抱えている猫の飼い主さん、
フクさんと同い年の猫の飼い主さんとも知り合えました。
いつもありがとうございます。
縁あって家族になってくれた子ですから、
最後まで守り抜きたいですね。
では、また近いうちに。多分!
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