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2018年12月

2018年12月31日 (月)

愛猫が乳がんに罹った話 その8 【乳がんを防ぐために】

皆さん、こんにちは! 

2018年も終わろうとしています。
ママの乳がんが発覚したのは2015年でした。
もう3年半前の話です。



ママがどうして乳がんになってしまったのか、
それは体質などの問題ももちろんあるとは思いますが、
猫が乳がんになる確率は、生涯経験する発情の回数と因果関係があると言われています。
つまり、
発情した回数が多ければ多いほど、
乳腺に腫瘍ができる確率が上がるということです。



ママは、前の飼い主に引っ越しの際に置いて行かれた子です。
私は前の飼い主を知りませんが、
ママとフクちゃんを引っ越しの時に置いて行ったのだと、
捨てられたママとフクちゃんにご飯をあげていた近所のおくさんが
教えてくれました。



私がママを初めて知ったのは、2010年の春でした。
駅前に可愛い子が座っているのに気付き夫に言ったところ、
夫も「見た見た!」と言っていました。



その後、実は娘のフクちゃんもいるのだということ、
前の飼い主に捨てられた経緯を知りました。
駅前を通ると大抵会えるので、
私は毎日会えるのを楽しみにしていました。
線路のジャリをトイレ代わりにしてるのを見て、
「あんた、危ないからやめなさいよ!」と言ったり、
日向ぼっこしてるのをほっこりと見たり・・・・・。



でも、私が見ていないときには、
ママもフクちゃんも苦労したと思います。
寒い日もあったり、大雨の日もあったはずです。
どうして早く保護してあげなかったんだろうと、
ずっと後悔しています。



私がママとフクちゃんを保護できたのは、
初めて出会ってから1年後のことでした。
色々な偶然が重なり、我が家に2匹揃って家族として迎えることができました。



当時はペット禁止の賃貸マンションに住んでいたので、
不動産屋に直接掛け合って飼育許可をもらったり、
ちょっと手続きは必要でしたが、
2人を家族に迎え入れられて私たちの生活は一気に明るくなりました。



それまで
「1号ちゃん2号ちゃん」と呼んでいた2人を「サチとフク」と名付けたのは私です。
2人が来ることで私たち家族に幸福がもたらされるように
そう願って付けた名前です。



話が脱線しました。
サチとフクの前の飼い主は、2人を避妊手術せずに外に置いて行きました。
フクちゃんはまだ子猫の段階で捨てられたので妊娠することはありませんでしたが、
保護した段階で、ママは再び妊娠していました。



もし1年前に保護できていたら、
それだけ発情回数は少なくて済んだはずです。
1年もママを外で生活させた責任は私にもある、そう思っています。
まあ、それ以上に、前の飼い主は無間地獄に堕ちるがいい、そう思っていますけどね。



もし、メス猫を飼っている方がいて、
避妊手術をするのは自然に反することだからと思っているのであれば、
乳腺腫瘍のリスクを知ってほしい。

出産させる予定がないのであれば、
できるだけ早く避妊手術をしてほしいです。
避妊手術の是非について色々な考えがあるのは分かります。
ですが、
その議論を始める際に、乳腺腫瘍についての知識も加えて欲しいのです。



また、メス猫を飼っているみなさん、
定期的にしこりがないかチェックしてあげて下さい
早期に発見できれば間に合います。
手遅れになったら、確実に死にます。
それくらい怖い病気だと思って下さい。



外科手術を受け、抗がん剤治療を受け、
ママは再発もなく、穏やかな日々を過ごしていきました。
あんな大きな手術をしたなんて忘れそうでした。



ですが、
まさかの事態がママを襲います。
詳しくは次回・・・・・・。

愛猫が乳がんに罹った話 その7 【抗がん剤治療】

みなさん、こんにちは!

前回はママが無事手術を終え、片側乳腺全摘したところまでお伝えしました。



ママが乳がんだと分かってから、
ネットで愛猫が乳がんに罹ったという飼い主さんのブログを読みあさりました。
2ちゃんの「乳腺腫瘍」スレも読みあさりました。
それで分かったことは、
きちんと腫瘍を取りきれないケースもあり、
取った直後にすぐに再発を繰り返すこともある、
ということでした。



何度も何度も手術を受けさせるのは、
ママの小さい体には余りに酷です。
何とかこの1回で手術を終わりにしたい、
当然そう思いました。



そこで抗がん剤治療を受けることにしました。
正直、猫の乳腺腫瘍に抗がん剤がどれほど効果があるのか、
実際のところ余り分かっていないようです。
手術をしてくれた先生も、
抗がん剤を投与しても再発するケースもある
そう言っていました。



ですが、私は前にも言ったように、
石橋を叩いて叩いてそれでも渡りたくないタイプの人間です。
ですから、ダメ元でもママのためにやっておきたい、
やらずに後悔するくらいなら、やって後悔した方がいい、
そう思ったのです。



すでに他の臓器に転移していて、
その転移したがん細胞に効果があればいい、
そうも思っていました。
とにかく、ママのためにできることは何でもしたかったのです。



諸事情により、
抗がん剤治療は、手術を受けた病院ではなく、
都内の別の病院で受けることになりました。
別に手術をして下さった腫瘍専門医の先生が信頼できなかったわけではなく、
あくまでも個人的な事情です。



個人的な事情を話したところ、
先生も快く受け入れて下さりました。
本当に有り難うございました。(見てるかな?)



抗がん剤は1ヶ月おきくらいのペースで、
計5回か6回投与してもらいました。
人間が抗がん剤治療を受けると、
気分が悪くなるとか、髪の毛が抜けてしまうとかといった
副作用が心配されますが、
ママは特に副作用もなく最後まで投与することができました。



抗がん剤を投与してもらった病院でもママは人気者で、
何をやっても怒らないから、
獣医さんたちに大人気でした。
「サッちゃん、また来てね!」と毎回言ってもらえました。



半年ほどかけてママは抗がん剤の投与を終えました。
その間、乳がんの再発は見られませんでした
毎回、再発したんじゃないかとビクビクしながら、
再発の有無を確認したことを覚えています。



短期的に再発を繰り返す、
そういう状況にはならずに済み、
やはり超初期で発見できたのが功を奏したのだと思いました。



次回は、
愛猫の乳がんを防ぐために皆さんに気を付けていただきたいことを
まとめたいと思います。

愛猫が乳がんに罹った話 その6 【ついに手術】

みなさん、こんにちは!



この記事は3年半前の事を思い出しながら書いています。
そのため、記憶違いのところもあるとは思いますが、
大まかなところでは間違いはないはずです。



さて、いよいよママの手術の日がやってきました
朝一番でママを病院に預けました。
手術はお昼過ぎにやる、そう言われたように覚えています。
大がかりな手術ですが、
不思議なことに不安はありませんでした。
先生を完全に信頼できていたからかもしれません。
ママは絶対に助かる、そう信じていたからかもしれません。



夕方、電話をしたところ、
無事に手術が終わったことを告げられました。
ホッと一息です。



火曜日に手術をして、退院は木曜日か金曜日を予定していました。
ですが、
水曜日の夕方に電話して、
「うちのサチ、どうしていますか?」
と聞いたところ、
「サチちゃん、ご飯も食べてくれないし、オシッコもしてくれないんです!」
とのこと。
そりゃ大変だ! と慌てて病院に向かいました。
うちの母も
「ママちゃんの様子気になるから行くわ!」
と言うので連れて行くことにしました。



病院に着いて入院室に向かうと、
ママはケージの中にいて、
私の顔を見ると大きな声で「ニャン!!」と鳴きました。
「ママ〜大丈夫か〜? おねいさん来たよ〜」
と言って、ケージのドアを開けてもらうと、
「おねいさん、おねいさああああん!」
と私の腕にしがみついて来ました。



思えば、ママは避妊手術もフクちゃんと一緒にやりました。
一人で入院するなんて初めての経験だったのです。
本当に恐い思いをしたのでしょう。



しかし、腕には点滴のチューブが刺さっていますが、
思っていたよりも元気そうです。
猫の生命力ってすごいですよね。
昨日大手術をしたばかりだと言うのに、もう自分の力で立ち上がることが出来ているのです。



「ママ、ご飯食べてないって聞いたよ、ちょっと食べたらどう?」と言うと、
「せやなあ、せやなあ」と言いながら、
少しご飯を食べました。
病院の先生も、
「サッちゃん、飼い主さん来てよかったねえ」
と言ってくれました。
そして、
「もう傷も大丈夫そうだし、このまま今日退院しちゃいましょう。
 点滴終わったら一緒に帰っていいですよ」
そう言ってくれました。
「ママ、一緒に帰れるってよ!」と言うと、
ママはとても嬉しそうな顔をしました。

そういうわけで、ママは退院しました。
退院直後のママの姿をご覧下さい。
少しグロいかもしれないので、
耐性のない人は気を付けて下さいね。


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ママがどれだけ大きな手術を受けたか、
お分かり頂けると思います。
大変な手術でした。
でも、ママは頑張ったんです。



1週間後、ママは無事抜糸も終えました。
傷もきれいにくっついていました。
でも、まだ終わりではありません。
今度は抗がん剤治療が始まります。

愛猫が乳がんに罹った話 その5 【サードオピニオン・フォースオピニオン】

みなさん、大変ご無沙汰しています。


愛猫・サチ(通称・ママ)の乳がん闘病記を書き始めたものの、
途中でほったらかしになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。


言い訳はやめにして、
とにかく続きを書きたいと思います。


前回は、腫瘍専門医の先生に診てもらって、
手術の予約を入れたところまでお話致しました。


その先生のことは間違いなく信頼していましたが、
やはり大好きなママの命に関わることですから、
念には念を入れたい気持ちがありました。
そこで、
もう少し別の獣医師の意見も聞いてみることにしました。




まず、知り合いの獣医師に電話してみました。
聞いたのは、
手術の方法として片側の乳腺だけ切除する方法は正しいのかという点です。
最初に診てくれた先生は
両方取ると言っていたので、
本当に片側だけで十分なのか不安な気持ちもほんの少しあったからです。


回答としては、
「片側で十分だ」ということでした。
そもそも二つの乳腺は別個のものであって、
もう片方の乳腺を切除するというのは予防的な措置でしかない、
この先腫瘍ができるかも分からないのに、
今切除するのは本人にとって負担でしかないと思う、
とのことでした。


まあ、確かにそうですよね。
人間だって、乳がんになってもいきなり両方の乳房を切除することはありません。
予防という点では意味があるのかもしれませんが、
まだママの乳がんは初期の段階だし、
まずは今ある腫瘍を完全に切除することを考えるべきです。




まず、これで片側だけの乳腺全摘手術で問題ないことが分かりました。
でも、まだ若干の不安がありました。
サードオピニオンをもらったといっても、
電話で話しただけで、直接ママを診てもらったわけではありません。
やはり専門医に直接ママを診てもらいたい、
今から思えば、
そこまでする必要あったのかなと思いますが、
その時は、とにかくできることは何でもやらなければ気が済まなかったのです。



そこで翌日、市内では有名な動物病院に行きました。
設備などが揃っていて、
最新の医療を受けられると評判の病院です。



平日とは言え、早く行かなければ混むのかもしれない、
そう思って、ママと二人、早起きして出掛けました。



道が混むかと思って早く出すぎたこともあり、
診察開始時間の1時間前に着いてしまいました。
ママは
「早すぎるがな、おねいさん! うち、病気やで、勘弁してやー!」
とプンプン怒っていました。



ママをなだめながら1時間過ごし、
診察を受けることができました。
もう検査などは腫瘍専門医の先生のところで終わっているので、
話だけ聞きたいとお願いしました。



診てくれたのは女性の先生でした。
ママの乳腺のしこりを触ってもらったかどうかは覚えていません。
ただ、
片側の切除で十分だと言われたことと、
私が、
「いや、手術に25万も掛かるって言われたんですよね」
と言ったことに対し、
半笑いで、
「いや、腫瘍の専門の先生ですし、それくらい当たり前ですよ」と
言われたことは覚えています。



ママと二人で、
「なんやあの高慢ちきな女は! 誰が金が惜しいって言ってんねん!
 妥当な金額かって聞いてるだけやないか! 二度と来るかぼけええ!」

と怒りながら帰りました。
行かなきゃよかった・・・・・・そう思いました。



ともかくも、
腫瘍専門医の先生に手術を任せていいと確信が出来ました。
疑っていたわけではないのです。
ただ、
後で後悔するのが嫌で、
石橋を叩いて叩いて、それでもまだ叩きたい性格なだけなんです。



自分の中の心の整理ができました。
いよいよ、ママの手術です

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